大谷大学 定期演奏会

 イタリア語を履修している音楽科の学生から定期演奏会の招待券をもらった。彼女は声楽科でソプラノ担当とのこと。キタラホールに出かけるのは久しぶりなのでわくわくしなから生の演奏を楽しみにしていた。

 

 ところが、最初の「白鳥の湖」の演奏で転けた。え〜?...管楽器が強すぎる。ペットも音がズレる。弦はいいのに残念!。ーーー白鳥がドブにはまった感じ。

 次がウェーバーの「ファゴット協奏曲」で優しい音色が素敵だった。初めて聴く曲でもあり、楽器が弾けるっていいなあと思う。

 最後がイタリア語の学生が出演するモーツアルトの「レクイエム」。指揮者は外国人のグレブ・ニキティン氏で左手の動きが素晴らしい!もちろん、演奏も素晴らしかった。ーーー人間の声は心にストレートに入ってくる。

 

 海外登山の高所順応でクラシック音楽を聴いていた。山にクラシックはよく合う。

雄大な自然を背景に聴く音楽はどんなコンサートホールよりも素晴らしい。しかし、夜暖かな寝袋に入り眠りにつくときは、どんな素晴らしい音楽よりも人の声が恋しいのだ。いつも、古いジャズボーカルを聴きながら眠りについていた。ラジオでそのアルバムがかかると私はタイムトリップしてエベレストのテントの中にいる。

 ーーー音楽は素晴らしい〜♬


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