Some books with Flowers

 散歩途中の友人宅文庫から本を借り、庭の花をねだって帰宅する。

本と花は幸せを運んでくれる。花は巡る季節を知らせ、詩は言葉と言葉の合間に潜む秘密を解き明かすような気分にさせてくれる。 

 

 詩集は谷川俊太郎の「クレーの天使」、池澤夏樹訳の「星の王子さま」。池澤訳は本屋で立ち読みしてイマイチ?と買わなかったんだけど、暇なのでどこがイマイチなのか内藤濯訳と読み比べてみようと思う。

 

 北海学園大の思想史の教授が「学問は暇じゃないとできない」と何気に言葉をもらしたが、確かにと思う。いつも何かに追われるようにせわせわと生きているような気がする。いまの家ごもり時間だけでも、ゆっくり考えゆっくりと陽が移動するリズムを楽しむのがいいかもしれない。

 

 

f:id:fuchan1839:20200507171032j:plain