先がないので使います!

 あっという間に春は過ぎ去り、ライラックの残り薫に包まれ、緑爽やか初夏の粧い。藻岩山も日ごと緑が濃くなり、もこもこして、ブロッコリーのようだ。

 

 今日は5月の最終日、郵便局に振り込みに行く。窓口で振り込みを済ませ、帰ろうとしたら、○○金融商品を勧誘された。巷で流行っていうという商品?かな。数字を言われても、どんだけ得なのかわからない。「先がないので使います!」と言ったら、はぁ?と呆れたような顔をして、押し黙った。

 

 同じようなことを年金手続きの際にも言われたことがある。年金受け取りの先延ばし戦法で、「70歳迄据え置くと○○万円受け取れます!」と力説し、先延ばしを勧め、なかなか手続きをしてくれない。「死んだらどうすんですか?」と言ったら、ようやく手続きをしてくれた。

 

 手続きしたのは60歳で、もう、70をとうに超えたので、手続きをしてもらった方が良かったのかもしれない。他にも、自主年金や投資等の数々の失敗があり、山仲間では最悪バージョン比較例として語られている。

 

 老後の資金計画はことごとく予想が外れた。いちばん外れたのは、こんなに長生きするとは思ってもみなかったことかな…。まあ、働くしかないわね〜♬