お昼にイタリアの踵の部分の港町 ブリンデッシに移動。ローマ時代にはアッビア街道の終点であり、中世には十字軍を送り出す港であった。小さな町で港に沿ってレストランがあるだけで観光するところもない。
ホテルを探してウロウロし、港を散策しておしまい。ホテルのベランダでスケッチをし、シャワーを浴びて本を読む。
絵の友人に、機内で読んで、と頂いた本がことのほか面白くて笑える。それもシニカル な イタリア映画を見てるようだ。イタリアにいてイタリアの本を読むって、旅を二倍楽しめる感じね。
ーーー"イタリア発イタリア着 " 内田洋子著