2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

spring has coming

陽気に誘われて自転車で西岡水源地に出かける。 青空を突く木々の梢で鳥が鳴き交い、足元では弾けるよう に花が咲き、水は軽やかな音を立てて流れる。ビバルディの四季、春の旋律そのもの。大地が自然の歓びを享受しているように思える。 自然が日々変化する…

さいたさいた〜♪

まだまだ風は冷たいけど、桜が咲いて北国にも春がきた。 これからは一気に花開き百花爛漫、北海道は何処もかしこも花に包まれ、美しい季節になる。特にニセアカシアが咲くと、街中に甘い香りが漂い幸せな気持ちになる。 木に咲く花は華やかで気品がある。特…

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル 新版

強制収容所を体験した心理学者によって書かれた永遠のロングセラー。若かりし頃に霜山徳爾訳で読み震撼とした。今もしこりのように残っている。訳者は留学生としてドイツに滞在し、著者とも親密な交流があったことを知った。フランクルの理論は極めてわかり…

春便り

日本語教師としてケニアに赴任している友人から春の便りが届いた。サファリに来ているとのことでキリマンジャロとアフリカ象の写真が送られてきた。 ーーー素晴らしいロケーションじゃん? 絵になるねぇ……。 フィラデルフィアの友人からは桜並木の写真が届い…

白旗山 ▲321m 散策登山

山友と白旗山散策登山。蕗の薹を摘みながら1時間ほどで到着。山頂と言っても林を切り拓いた小さな広場で木立の合間から恵庭岳が望む程度。山登りしてる感じがしない。 林を通り抜ける風の音を聞きながらお茶タイム。山の茶店はオゾンがいっぱいで街中の喫茶…

一原有徳 展 北海道近代美術館

生前、円山の小さな画廊で一原さんにお会いしたことがある。小柄で少年のような目をしていた。山が好きで、山の油彩画を描いたり、山の小説を書いたりと多才だった。 山岳会に在籍し岩登りをするようになり、小樽の赤岩に通っていた時に、一原さんと親しくし…

「その日の予定」 エリック・ヴュイヤール

『いちばん大きなカタストロフ(破局/地殻の激変/大災難)は、しばしば小さな足音で近づいてくる』 と、見開きにあり、正にと思った。いつの時代も人々がゆるりと暮らしているとき、悪魔は背後から忍び寄る。香港やミャンマーの反政府デモに、当局は権力を…