渡邊修一・風景画展 大丸藤井セントラル

 廃屋を描いている。荒涼とした風景の中のぽつんと建つ廃屋はなぜか温もりがあり、かつて暮らした家族の物語が見え隠れする。冷たい空気が伝わり、微かな光で時間が想像できる緻密な風景画である。

 絵は独学とのこと、その緻密さ驚きました。今回の個展は18年振りだそうです。

   セントラル・スカイホール 〜17日(日)まで