山葡萄ワイン

 山葡萄をいただいて、思わず「わぁ〜!」と歓声をあげた。

いつだったか、積丹半島で葡萄の蔓を見つけ、台地の陽だまりで潮風に吹かれた葡萄を「これは美味しいかも?」と道草して、摘んできた。

 

 途中、コンビニで安ワインを買って帰宅。葡萄をバラし瓶に入れ、棒を突っ込んで潰して、ワインを注ぐ。待つこと2週間、安ワインは香り豊かな高級ワインに変身した。

 それに味をしめて、あちこちで葡萄を見つけては安ワインに突っ込んでいるが、積丹半島の葡萄のような味はしない。葡萄は土と気候、その年の天候に影響されるというが、まさしくその通り。

 

 さてさて、今年のワインの味はどうでしょうか?ーーー楽しみである。