日本海周りで石崎漁港へ

 渡島半島漁港巡り旅は一日目の天気を心配していたが予報は見事に外れて晴れ渡った海を眺めながらのドライブとなった。「地球は丸い〜♬」 と頬が緩みっぱなしのるんるん気分。奥尻島もくっきりはっきり見えて、江差から渡るよりずいぶん近い。

 

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瀬棚から乙部に抜け江差に入り、いよいよ故郷の上の国町石崎に到着した。まずはトンネルのある岬、比石の館へ登り、懐かしい集落の風景を満喫した。

 

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 漁港で鮭釣りをしているお兄さんに「ここでテントを張ってもいいですかね?」と声を掛けたら、テントを張る人はいないとのことで、立ち上がり「川向うのデトラポットのところで張ったらいいよ、駐車場もあるし」と教えてくれた。

 散策しながらテント場を探し、荷物の出し入れがあるので駐車場の側に決定。夕食の支度をしながらワインをあける。ワイングラスに夕陽を入れてリッチな宴会となる。

 本日のメニューはタイグリーンカレー、ココナッツミルク入り&ピザ。親戚のおじさんに貰ったトマトとピーマンも並び「けっこう、美味しいじゃん?」と自画自賛

 相棒が「あのお兄さん、いいテン場教えてくれたね、刺青が凄かったけど、優しい…」というので「あれ、刺青だったの? Tシャツかな、って思った」ーーーT シャツにしては、よく出来てると思ったわ。

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 宴会が終わった頃、幼馴染の弟さんが黒マグロのてんこ盛りを差し入れくれて大感激。情報を聞きつけた友人も浜にやってきて「家に泊まりなさい!」と煩く、テントを張ればどこでも我が家の私たちをホームレスみたいに思っている。コロナ禍のなか、家の前に札幌ナンバーの車が停まっていたら村の噂になりかねないので辞退させていただいて就寝。

 

 朝早く、また幼馴染の弟さんがやってきた。「朝ご飯食べていきなさい」と言う。遠慮なくついて行き、テーブルに付いたら、またもや厚切り黒マグロの刺身と浜で獲れた鮭、煮物にカマの煮付けや具沢山の味噌汁が並び、旅館みたいだった。

 

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 松前から函館、森に抜け、噴火湾を北上して室蘭に入る。昔住んだことのある幌別を経て、山奥の星の見える村へ行く。ここでは夏、白雲岳登山の際、秘密のキャンプ場で出会ったカップルに再会の予定。

 「こんなところに家があるの?」と半信半疑で上っていくとおしゃれな看板があり、道を辿り下ったところに数件のログハウスがある。裏に川もあり、雑木林に囲まれたログハウスはアラスカのようだ。日本にもこんな暮らしをしている人たちがいるなんて、全く驚いたよ。

 夜は弟さんご夫婦も参加して宴会となり、七大陸最高峰のスライド会もして盛り上がった。翌日はテラスで朝ご飯、これまた外国にいるみたいに素晴らしい。朝食後はイタリア帰りのアーチストのお宅を見学し、山葡萄チェックの散策をする。

 

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 お馴染みだったカルルス温泉に入り、オロフレ峠で眺望を満喫しながらイタリアンをレストランをオープン。どこでも寝れて、どこでも食べれる強み…美味しいものをいただいてサバイバルな風太郎旅でした〜♬

 

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