確定申告

 自分の名前も書きたくない今日この頃、初めて確定申告なるものをした。

昨年、公的機関で講演をし、謝礼をいただいた時に税金が天引されていた。それが返金されると聞いてトライしてみようと思ったのだ。今までも、小冊子の原稿料や講演の謝礼、報道関係から出演料?などをいただいていたのだけれど、申告書類が面倒そうなので一度もしたことがなかった。

 

 最近の半端ない物価高に、「戻るんなら、やってみようじゃないの!」とネットを検索。申告書類をダウンロードし、必要書類もコピーして、いざ書き始めると、はて、どの欄にどの数字を入れていいのかわからない。繰り返し読んでもわからないので税務署に電話した。

 

 税務署は上から目線で横柄だろうと思っていたら、意外と対応がいい。8時30分から整理券を配布しているとのこと。気を良くして、出かけると廊下は長蛇の列。しかし、どんどん裁けている。中に入ると、細かく区切られたそれぞれの仕切りで、30人以上の職員が個別対応している。

 そうね。税金を納めに来る市民なのだから、親切なのが当たり前。今、政治家の資金集めパーティ券の用途不明金が問題になっているが、善良な市民に申し訳ないと思った方がいい。

 待ち時間は30分。担当者が懇切丁寧に書き方を説明してくれて、整理券をもらい書類を提出するまで1時間も掛からんかった。素晴らしい対応で「全額返金されます」とのことだ。「あら、新刊買えます〜!」と大喜び。なんか、プレゼントされた気分ですね〜♬