食欲の秋、第二弾〜♬

 タイ絡みの友人ご夫婦に「ガイヤン(鶏の丸焼き)食べに行くよー」と誘われ、テンションが上がった。タイの東北部、道端に設た藁葺き屋根の下、ドラム缶の上で鶏を丸ごと焼いているのを思い出した。特製のタレを付けた鶏は、中はジューシー、外側はパリッと香ばしく焼き上がり、思い出しても涎が出る。値段も安く一羽300円(3、4人分)くらい。それをソムタム(青いパパイヤの辛いサラダ)とカオニャオ(餅米)と一緒に食べる。全部合わせても一人300円くらいである。

 

 東千歳の農機具を入れるサイベージの中がレストランで、煙がもうもうと立ち込め、超ワイルド。カンカンにおきた炭火の上に半裁した鶏が並ぶ。付け合わせはキャベツの炒めものと丼ご飯だけというシンプルメニュー。水も持ち込み禁止なので、お茶を買う。

 

 骨付き肉にかぶりつつくので、自然と無口になる。蟹を食べてる時と同じかも。

「ああ、美味しい〜♬」とかぶりついたけれど、絶対にタイのガイヤンには敵わん。鶏そのものが美味しいからね。帰りは由仁の道の駅で新鮮な野菜を求め、小雨の中、札幌に戻る。街中の紅葉も終盤で、肌寒く侘しい限りです。