目国内岳▲2220m

 札幌は暑さの只中、涼を求めてニセコ方面の目国内岳に登る。

新見峠から望むニセコの稜線は霧の中で、岩内岳のみ晴れている。「涼しくていいかも?頂上だけ晴れていればいいよ!」と歩き出すが、残念ながら頂上からは何も見えなかった。頂上直下の岩内岳の分岐から、岩内岳縦走路にある湿原の花を見に行く。往復2時間かかる。

 

 湿原まで足を伸ばしたことはないので期待して歩き出すが、苔むした岩の登山道は滑り、気が抜けない。小さな湿原にはワタスゲが咲いていた。もう夏も終わりで、咲きそびれたエゾカンゾウ、あやめ、車ユリ、フウロウ、そして秋のリンドウが咲き始めていた。行動時間は7時間半で、下りは脚がヨレヨレ状態。まあ、正直言って、湿原は余計でしたね。

 

 疲れた脚をニセコ駅前の「綺羅の湯」で癒し、友人のギャラリー「ラム工房」を覗く。バリバリの山屋さんたちは神妙な顔で造形の工房を見学していた。私は思いがけなく旧友に会えて嬉しかったです〜♬

 

 

「Gallery RAM 」ニセコ町曽我6-1  090-2691-9414 澤田正文