YouTube で1日1本、映画を観ている。英語のリスニングのためだから、なるべく難しくないテーマを選ぶ。笑えるドラマの中に、深く考えされられるものもあり、その中でこれはお勧めの1本。会話も難しくない。
主人公は80歳で、ボートで暮らす認知症の女性。
ある日、公園でキーボードを演奏している青年と出会う。売りに出していたキーボードを買ったことから、ホームレス同様の青年とボートで暮らすようになる。
船員だった夫の退職後に、世界セーリング旅に出る夢が、夫が脳溢血で亡くなったことで模索中である。夢を諦めきれない彼女は家を売り、青年にボートの扱いを教えて旅の準備を始める。
しかし、青年が作曲した曲を発表する後押したことから、娘夫婦といざこざが起こり、認知症も判明して、施設に入れられるが、青年は彼女をひとりボートに乗せて旅立たせる。
時々、旅の途中でフェイドアウトするように消えてしまえたら、どんなにか素敵だろうと思う。誰も私の行方を知らない。アイツのことだから、どこかで生きているんだろう?、と思われるなんて素敵じゃん!
ーーー夢の選択を後押してくれた青年を限りなく羨ましく思う。
↓ 「slip away 」