この１週間、北海道は道東で３９度を記録する暑さで体調を崩す人が多かったとか。わたしは冷暖房完備の施設に缶詰になっていたので暑さ知らずで過ごしていた。
どうせ缶詰状態なら、この際、英語の勉強に当てようと英文の本を２冊と英字新聞を１週間分。画集やらスケッチブックまで持ち込んで、「何事も前向きに！」と意気込んでいた。
ところが、英語の本は眠くなるし、英字新聞は辞書引くのが面倒。そのまま読み流していると理解できないから同じところを何度も辿ることになり、ついに本や新聞を被って寝てしまう。
で、同室の方の世間話を聞くことになる。ところが、わたしは異邦人のようでさっぱり理解できない。好きなことにうつつを抜かしていたので世間のことがわからないのだ。
ーーーそんなんだから、妹弟からも疎外されるんだよね。
まあ、今更人生変更してもね。先のない人生、このまま前進するのみ。ねがわくば、明日死ぬことになっても好きなことに熱中していたいと思う。
ーーーこの胸の燃ゆるものみな燃やしめて野火消えるとき凍てて死にたしーー詠み人知らず
