今週火曜日から 、佐藤武展が開催されている。
大谷大学在学時に、同じギャラリーで開催されていた個展でフアンになった。パースの効いた遺跡の絵に「どこの遺跡ですか?」と訊ねると、想像上の遺跡とのこと。視点が高いので、浮遊しているような錯覚を覚えた。翌日、教授に尋ねると、絵を独学した有名なアーチストとのことで、深く感じ入るものがあったのだ。
今年、厚田のアトリエにお邪魔する機会を得て、さらに魅了された。というのは、文筆家であり、詩人でもある。彼の活字の世界もまた素晴らしいと思う。最近、出版された「死者に接吻」は読むごとに深い味わいがある。
今回、オープニングパーティに招かれ、他のアーティストに交流関係などのお話を伺うことができて嬉しいひとときだった。
そういえば、最初にお会いした時もオープニングパーティをしていて、美味しいワインをご馳走になった。思いがけなく、出会いが繋がったことに感謝する。
〜19日(日)まで。