鳩捕り?

 運転手が捕まりたくないのは、通称「鼠捕り」。ベトナムでは「鳩捕り」って、言うんだそう。なんで鳩? 鳩は飛べるから、鼠より捕まらないんじゃない?と不思議。

「タイのお巡りさんは、小遣いがなくなると、街に出て違反者を捕まえてポケットマネーにするって聞いてたけど、ベトナムはどう?」と聞くと、「同じ…」とのこと。ーーーなるほどね、似て欲しくない慣習だわね…。

 

 コピー文化も同じ。テストになると、できる生徒の周りにできない生徒が集まって、コピーする。できる生徒は、見せるのは人助けと思ってるらしく、得意そう。覗く方もまた悪びれた様子もなく、あっけらかんとしている。これも同じだそうで、笑えます。

 

 今日は「葉書の書き方」の授業で、お礼/旅先から/お誘いなどの簡単な文を書くこと。出す相手がいないと言うので、「では、ベトナムの家族に書いてください」と答えると、楽しそうだ。やっぱり、国が恋しいのだと思う。

 聡明な生徒が「日本語で書いても、私の両親は読めません」と言うので、「じゃあ、日本語の下にベトナム語を書いたら?」と提案したら、細かな字でトランスレートしていた。両親は介護福祉士の資格を得るために日本で勉強している息子を誇りに思うだろう。

 

 若者たちは「寒いです〜!」と言いながら、バイトと勉強に励んでいる。「なんのバイト?」と聞くと、魚の網外しだそう。魚を5匹もらったと嬉しそうだ。寒いなか、偉いなぁと思う。応援したくなるね!