紅葉が街中へ

 雪虫が飛び、街路樹が紅葉する季節となった。ひと雨ごとに寒くなり、ベランダハーヴ園を室内に取り込む。そして、絨毯と床暖マットも出して冬支度。寝室も綿や麻のシーツやベッドカバーを温かいウールなどに取り替える。ついでに、玄関に鎮座するマスコット「ドア閉めて〜!」の、さむ〜い君もウールの帽子とチョッキに衣装替えをさせる。ということで、準備オッケー! いつ雪が降ってもいいわよ〜♬

 

    週一で教えている「作文」の授業は、室蘭まで通うのが思いのほか大変で、家から往復6時間、プラス3時間教え、帰りの列車で「作文」の添削を行うと酔ってしまう。27名の生徒の10名くらい終わったところで生欠伸が出て、具合が悪くなり寝てしまい、「ああ、まだ1時間半もある。ぼーっと乗ってる時間がもったいない…。」と思う。ヨレヨレ状態で帰宅し、お腹を満たすと、また寝てしまう。

 

 翌日は、朝から添削の続きと個別の記録をして、文の間違いをまとめて、次週の準備をすると午後になってしまい「日本語教師は割に合わん!」と、ため息が出る。ベトナム人の名前は同じような音韻が多いので学生番号を書かせているが、数字も汚いので読めない。何度言っても名前と番号がない生徒が数名いて、全部添削が終わった後で探し出さなければならないのが、超面倒だ。

 

 ということで、画用紙を三角に折って、学生番号と名前を書いた個別のネームプレートを作った。学生に作らせてもいいのだが、私が読めないと困るから自分で書いた方が早い。コピーした写真も貼って完璧。まあ、教師というのは雑用が多い仕事だよね。