キャンプ in 大滝

 ミャンマーと台湾の留学生のホストマザーをしている友人のお誘いで大滝村でキャンプ。まずは支笏湖を案内してから現地に入る。札幌はお天気なのに何故かこの辺りは雨模様だ。小雨の中でテント設営し、木の下で炭火を熾しバーベキューパーティ。

 

 ミャンマーの留学生はキャンプは初めてだそうで、不安そう。彼は孤独を愛するおぼっちゃま君でテントの中にこもってiPadをいじっている。台湾の若者はバイトしながらデザインの専門学校に通っている。二人の共通語は日本語でコミニケーションをとるのには問題ない。明るい性格のショー君につられ、ミャンマーのおぼっちゃま君もよく笑っている。

 二人ともアジア人なので見た目は日本人と変わらないが、それぞれの国の文化の違いが面白い。ミャンマーの留学生は仏教国なので2本足の動物以外は食べないと言い、でもここは日本だから食べます、とのことで豚も牛も食べていた。台湾も仏教国だが、中国料理だから、まあ何でも食べる。ショー君は細いのに気持ちがいいくらいよく食べる若者で、食べさせ甲斐があるというもの。

 バーベキューの匂いにつられ、カラスが木の上でカアカア鳴き出したら、「台湾にはあまりカラスいません。でも猿が多いからバーベキューは危ないです!猿は頭が良いですから」と猿集団が食料めがけ、奇襲する話をしてくれた。夕方に雨は上がったが肌寒いくらいだ。炭火で足を温めて就寝。

 

 翌日は洞爺湖方面で観光。足湯に浸かり、滝を見て公園でピクニック。外国人は、もの事を捉える視点が違うから面白く、見慣れたものが新鮮に感じられる。それに、テント泊は山ばっかりだったので下界のキャンプと観光は珍しかった。

 

 

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