旅友の来札

 大阪の旅友が絵を見に来てくれた。個展開催中に来訪のつもりがフライト日を間違え、今日になったのだ。開催中は終日お茶を飲む時間もなかったので、間違えてよかったと思う。

 

 彼女と出会ったのは12年前、タイに赴任しカンボジアの遺跡を見に行った時で、アンコールワットを一緒に見て回った。翌年、ネパールのアンナプルナ内院トレッキングに行った時、現地に彼女からメールが入り、「今ネパールにいるのよね」と返信したら、私の本を読んだと言って会いに来た。そのフッワークの軽さにたまげた。ボーダナート(目玉寺)でお茶をして不思議な再会を喜んだ。3回目に会ったのはタイのチェンマイで、「チェンマイのカウントダウンは素敵だよ」と言ったらやって来た。お正月を一緒に迎え、彼女は少数民族の村を訪れた。

 

 そして、4回目の今日、彼氏と札幌にやってきた。フットワークの軽さは変わらない。その後、南米や中東を含め20数カ国を旅したという。星の美しいところはどこだろう?やっぱ砂漠だよね?と言うようなことで盛り上がり、楽しいひとときを過ごした。

 

 次はどこの国で会えるかな…。

 

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