最終日は嵐の予報が外れて晴れた。これならまあまあ。しかし、山家は下界にいないだろう。懐かしい顔に会えないかもと思う。
今日のビックニュースは北海道の山の老舗、秀岳荘にエベレストの絵が掛けられること。初日に会長が訪れ、昨日もまたいらしたので、何か忘れ物でも？と思ったら、北区の店舗にエベレストの絵を掛けたいという。北区のお店はリニューアルし、高級ブティックのようにおしゃれな佇まい。キャッシャーはホテルのロビーのよう。そこにエベレストの絵が掛けられるなんて願ってもないこと。
「わぁ、それは凄い！」と会長に予約のシールを貼って頂いた。何が嬉しいかって、山好きの人たちに絵を見てもらえること。そして、私は限りある命だけれど、絵が残り、山の感動を伝えられるということ。嬉しくて舞い上がった。
今日もたくさんの人が訪れてくれて有難い。天気がいいのに、元山岳会のメンバーも顔を出し感激だった。山の繋がりは特別な関係だと思う。言うことが正直で遠慮がない。顔を合わすと、共にした山行が走馬灯のように蘇る。
個展をして本当によかったと思う。サポートしてくれた絵の友人たち、そして会場をホローしてくれた旅友、小さなお結びなどお弁当を届けてくれた幼馴染。みんなのおかげで無事に６日間を乗り切ることができた。ワインの栓を抜き安堵する。無事に終わりました。ありがとう！
