ワールドカップ 対ドイツ

  スポーツ音痴の私が初めてサッカーの試合を観戦した。

 夏、道南遺跡巡り旅で泊めてもらった従姉妹のお孫さんが、スペインのチームに入ったと聞き、サッカーってどんなんだろう?と思ったからだ。

 対戦相手はドイツで、ワールドカップで4回も世界のトップに立っている強敵だそう。サッカーって、ルールがわからなくても面白いんだろうか?と思いながら観てたんだけど、前半はドイツがボールを占領していて、日本はドイツに付いて走り回っているだけ。ドイツのゴールキーパーの長いパスが素晴らしくて、100m近くあるコートなのにボールはゴール近くまで伸びる。彼の位置からは選手の動きが把握できるんだろうか…。

 前半で寝ようと思ったが、思い直して見ることに。すると、選手交代により試合が展開した。若い選手の攻撃と走り込み、ゴールキーパーの点を入れまいとする気迫がカッコいい。そして、逆転ゴールを決めた時は、思わず手を打ってしまった。凄い、日本が勝った!

 

 一昔前、ワールドカップ韓国対戦の時はバイクの事故で入院していた。患者用のロビーが騒がしいので「何事?」と覗くと、サッカーの試合だった。「ワールドカップ知らない」と応援しないで病室に戻ろうとしたら「非国民」と言われ、笑ってしまった。

 

 イタリアやイギリス、スペインの旅先で、欧米のサッカー熱は凄いと知り、驚いた。みんなパブに出向いて盛り上がる。イギリスは試合後に両方のチームが酒場に繰り出し、通りは人で溢れていた。勝っても負けても盛り上がるんだそう。日本はサッカーよりは野球フアンが多いと思ってましたね。ルールが分からなくても楽しめましたよ〜♬