アラスカ便り 第二弾

  アラスカの友人からヘインズ便りが届く。

ヘインズで、親しくしていた友人たちの近況を知ることができて嬉しい。最初は1ヶ月滞在し、二度目は2ヶ月滞在した。

 

 アラスカの夏は鮭を獲ったり、ベリーを摘んだりと、保存食作りに忙しい。遊び相手は当時、中学生のセーラだった。毎日、クライミングや木登り、絵を描いて遊んでいた。二度目の時、セーラはアートスクールを卒業して、大学で知り合ったコーラスと暮らし始めたばかりだった。セーラの両親とも親しくなり、一緒にベリー積みに行ったり、アーチストのダナの家に招かれたり、熊ウオッチングに行ったりしていた。

 

 思いがけなく、ジョンの友人が森の中のログハウスを貸してくれて、憧れていたログハウスでの暮らしができた。無料で、しかも冷凍庫の中のソーカイサーモン(紅鮭)を食べていいという。冷凍の鮭を食べなくても、湾には鮭が群をなしており、仕掛け網で一年分の鮭を捕獲していたので、一生分の美味しい鮭をアラスカで食べた。あれ以上の美味しい鮭には出合っていない。

 

 昨年、カナダに鮭の調査に行くという友人がいて、「ぜひに、ソーカイサーモン食べて来て」と勧めたら、紅鮭だよと教えてくれた。紅鮭の燻製は最高に美味しくて、地ビールに最適〜♬ ーーーもう、ヨダレがでるわ…。