新春山談義

 昔々の山友と新春山談義。

3日前にデザートを焼き、前の日に買い出しと生パスタを作り、冷蔵庫でピザ生地も寝かせておく。糠ホッケのマリネを仕込み、箸休めの漬け物も準備する。当日は、ピザ生地を醗酵させ、トッピングするのみ。最後に、居間の絵を片付けて、テーブルセッティングをする。

 

 その昔、大雪山デビューをした、若かりし頃の話に花が咲いた。秋、大雪山へ紅葉山行して以来、数年間の夏休みを大雪山で過ごした。職場の友人や機織り友と、全コースを隈なく歩いた。二度と降りたくない天人峡コースや、愛山渓コース、新得温泉のコマドリ沢コース。ウンザリしながらも、よく歩いたと思う。

 

 その後、社会人山岳会に所属したので、沢から大雪山に入るようになった。そして、残雪期、日高に通うようになる。春は岩で、夏は沢登り、秋になりまた岩に戻り、雪が降る前は本州の山々を歩いた。11月、雪が降って、カミホロカメットク山で冬山訓練。そして、ミックス登攀と層雲峡のアイスクライミングに、山スキー。世界の山々に通うようになる。仕事以外、年中、家にいることがなかった。

 

 山に入れ込んだ懐かしい時間。全てが、職場の同僚と機織り友から始まった。冬山に入ることはなくなったけれども、山歩きは続けている。歩くことは健康で暮らすための基本である。そして、活字を読むことは未知の世界を知ることであり、脳を活性化させる。

 今年も一年元気に暮らしましょう〜♬