Guest come to the Snow festival

   雪祭りにドイツからのお客さんを泊めることになった。その経緯とは…。

14年ほど前のこと、タイ北部のスコータイ遺跡を訪れた際に、近くでランチを食べていたら、日本人の若い女性に出会った。世界一周のフリーチケットを持ち、「お金がなくなるまで旅する」のことだった。持っていたお金を使い果たし、それ以来ドイツに住んでいる。FBで、「友人が雪まつりに行くから泊めてくれる? 断ってもいい」とのこと。

 

 そうね、断ってもいいけど。私がバックパッカー旅をしていた時、友人、知人、初めて会った人にまで泊めてもらい、さんざんお世話になり無事に帰国していた。「ベッドも布団も処分してないから、寝袋でよければ泊めてあげる」と返信し、来ることになったが、カップルとのことだ。あらら、ソフアはひとつしかない。

 そこに、アメリカ在住の友人がパートナーを亡くし、札幌に住むことになり来札中。2日間我が家のソフアに滞在して、アパートの家電を準備した。一旦アメリカに帰国するとのことで、帰りも泊めて欲しいとのこと。

 あら、困った!雪まつりのお客さんとかち合う。それで、朝から、奥の物置化したゲストルームを片付け始めた。アメリカの友人に貸した寝袋の他に、エベレスト用の寝袋と南極用の寝袋があり、エアマットを使えば快適だ。絶対に死ぬことはない。アメリカの友人はそのままソフアで寝てもらえば問題ない。

 

 終日、大汗かいてバタバタしてたら、最後の日までガスが使えるので泊まらなくても大丈夫とのメールが入った。ーーーやれやれ、よかったわ…。