NEW class

 来週から、フランスからの料理人クラスを受け持つことになり、押し入れからタイで使っていた教材のコンテナを引っ張り出し、使えそうな参考書や絵カードをチエックする。

 タイの中高一貫校で3年間と、その後、私立大学の日本語専科で3年間教えていた。残ってるかな?とコンテナをひっくり返したら、当時の授業を製本し、保存していた。けっこう、真面目に取り組んでいたんだなぁ、と自画自賛。役に立ちそうなものをピックアップした。

 

 日本語を教えるって、準備に時間がかかり、割に合わない仕事なのだ。3時間の授業だと準備に3倍くらいかかる。学校だと、授業シラバスを作り、中間と期末テストも準備、そして評価をしなければならない。「もう、間尺に合いません…。」とつい本音が出ましたわ。

 

 しかしながら、学校が経営する「キッチンスタジオ」で2度も美味しいフランス料理のフルコースをご馳走になっているので、断るわけにもいかず、「また、美味しいフランス料理にありつけるかも?」と下心も見え隠れする。

 ま、6月まで12回の授業ということで、なんとか切り抜けようと思う。