震災の日、311が誕生日。心を込めて餡を練る。
山友が家庭菜園に凝っていて、昨年の収穫と言ってカップ半分ほどの小豆をくれた。お赤飯に入れようか?と迷ったんだけどやっぱり餡子でしょう!
家中に小豆の匂いが立ち込めて、「お母さん、餡子でしょう〜?」という息子の声を思い出した。今は育メンおやじになった息子は「ぼく、おしるこのお風呂に入りたい!」というくらい小豆の匂いが好きだった。
というわたしは子供のころ餡子が嫌いで、わたしの分のお萩はゴマをやきな粉をつけてくれていた。歳とともに味覚は変わるもので、今やお萩を肴に日本酒が飲める。
山友が作っている家庭菜園の豆たち。一粒一粒に個性があって面白い。それに地味にきれいだね。