山友のリハビリに白旗山に誘われ、山カフェ。鬱蒼とした森の中、40分ほどの林道散歩コースで人もいない。出会ったのは降りてくる人とトレーニングらしき、走る若者だけだった。森の匂いをお香のように身に絡い、鳥のさえずりを聴いて心身のリフレッシュ。
日本に戻ってから、三人の友人を癌で失った。そのうちの二人は山友で、「私たち先に逝くけど、ゆっくりおいでよ」と言われて泣きそうになった。皆、私より若くして逝った。若い頃は医者にかかったことがないと言う彼も今は肩のリハビリ中。
今、私が元気なのは山のお陰だと思うが人間いつどうなるかはわからない。人生も最終リミットに突入。願わくば、ご機嫌で毎日を過ごしたいと思う。