卒業制作課題は300号で、すでに鳩シリーズ三部作が120号✖️３枚でクリアしている。
この１０ヶ月間、日曜祭日関係なくカザフスタンの国民的スター、Dimashの歌を聴きながら制作に励んでいたので、彼をモデルに音楽が聞こえる絵を描いてみようと思いついた。
ルドン／「両腕を伸ばす女の胸像」のポーズが彼によく似ていて、よく山で同じポーズをしていたのを思い出した。そこで、音楽と山をテーマに100号２枚を製作中。
クラスメイトにモデルになってもらい音楽ホールで撮影してから画面を構成をした。Dimashの特徴はyoutubeの画像を参考にして、夏以来、ああでもない、こうでもないと何度描き直したか知れない。衣装も白のスーツからベストスーツ、最終的に黒のスーツになった。
実は、人物も風景も部屋には置きたくないのだ。だから、影のようにボヤけた絵にしようとデッサンを始めたのだけどボケた絵は難しいと言われ思案中。山の絵も難しいと言われたけど、山の空気感が伝わって来て描いていて楽しい。
「ヒサスエさんじゃないと描けない絵だね」と教師に言われたけど、はたしてそうだろうか？ そうであったら嬉しい。
ーーーさて、基準はひとつ。この絵は部屋に置けるか否か？
