お家レストラン

 旧友とピザランチ。本日のメニューは蕎麦好きの友人のために夏定番の「蕎麦サラダ」付き。これは音威子府の生蕎麦に、味噌ベースに絡ませた夏野菜をのせたもの。コシのある田舎蕎麦は味噌ダレによく合う。

 もともとこのレシピは機織りの師匠、マリさんが考案したもので、我が家の夏の定番となって久しい。機織りの友人と顔を合わせると、何かしら思い出してはマリさんを偲んでいる。

 

 友人ご夫婦は元職場の近くに住んでいて、在職中は昼休みにお弁当を食べに行き、仕事の息抜きをしていた。コロナ前、お盆に娘が帰省し、お茶に連れて行ったことがある。喫茶店のようにセンスよく選び抜かれたものが置かれている居間に感心して、「お母さんは、まだまだだね」と宣う。

 

 帰る時に「これ持って行く?あれがあるわ!」といろいろと持たしてくれて、実家に帰ったような気分にさせてくれるのもいい。それを見ていた娘が「遠慮しないんだね?」と驚いている。

「えっ? 遠慮?食べ損ねたらどうすんの?」と私。気兼ねなく付き合える友人は有難い。人生も残り少なくなり、楽しい時間を過ごすことが一番重要で大切なことになっている。

 

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