個展の反響

 礼状を出し終わりほっとしていると、郵便ポストに宛先不明のスタンプが押された葉書が入っている。やっぱりね…と郵便の束を手に取ると個展に足を運んでいただいた方々の便りが混じっている。そんな日が2、3日続いた。礼状は再度切手を貼って投函。

 

 郵便を受け取るのは嬉しい。手書きの文字はそれぞれ個性があり素敵だと思う。初めての方なので、どんな人なのだろうと想像するのも楽しい。何よりもネット時代にペンを持ってくれるのが嬉しい。キーボードばかり打っているとペンを持つのって意外と面倒なのだ。

 

 豆を挽いて香りを楽しみながらコーヒーを入れ、手紙を開封する。

山の好きな方が多く、また宇宙の好きな方もいる。同郷に住んでいたことがあるという方もいた。12年前に出版した著書「世界のてっぺんに立った!」を読んでいて、絵を見て再読したという方も二人いらして嬉しく思う。

 砂川の方は私の本を読み、社会人学生になり勉強中だという。知る喜びを得ることは素晴らしいと思う。活字は思考の扉であり、自分の世界を広げてくれる。

 

 個展は元同僚や山仲間、日本語教師の友人や学園と大谷大学のクラスメイトとの再会の喜びと共に、素敵な方たちとの出会いも運んでくれた。これまでの出会いに感謝し、これからの出会いに希望を託す。

 人生いろいろ人それぞれでいい。まあ、何があっても楽しく生きよう〜♬

 

 

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