道彩展 大通美術館

 絵の友人が在籍する道彩展に立ち寄る。

毎年、友人たちのレベルアップを楽しみにしており、励みにもなっている。

こんなふうにさらりと描けたらいいなと思う。私が描くとコテコテになってしまい,故、八木保次先生に「あんたのは、肉体労働者の絵だなぁ」と言われていた。水彩は油彩より難しいと思う。まあ、私にとって油彩も大して変わりなく、縦にしたり、横にしたりと、一枚の絵を描くのに三枚分くらい描き直し、絵の具が無駄になるばかりで絵は仕上がらない。

 

 さてさて、山の絵も一段落したので、次に取り掛かろうと構想を練っているがキャンバスがない。在学中にロールで買ったのを使い切ってしまっている。絵を潰そうか?と思い迷った。しかし、4年次に土日祭日関係なく365日、夜9時まで居残りしていた情熱の証を上描きしてしまうのはどうかと思ったのだ。潰すのはいつでもできる。

 で、本州の問屋にF100号が5枚取れるロールキャンバスを注文した。ついでにS100号のカット分も。これから、こんな大きい絵が描けるかなぁと迷いながら…。

 そうだ、山や旅は「迷ったら行く!」が鉄則だった。絵だって「迷ったら描く!」だよ。先はない。今、描かないで、いつ描くの?ってことよ。

 ーーーキャンバスを使い切るまではやってみよう。

 

ーーー26日迄