豆本 三好文夫

 文学資料館での講演の際、旭川美術館に立ち寄った。

国内外の絵本作家の原画と豆本の展示会が開催されていた。原画は旭川動物園に勤務していたあべ弘士や有名な国松登、長新太ほか、海外の作家、トーベヤンソンやエリックカールなどもあり、絵本好きとしては楽しい時間だった。

 

 豆本の装丁の美しさには、目を見張るものがあった。絵や文もさることながら、手のひらに乗る小さな本は宝石のよう。展示会のサブタイトルに「こころ・おどる・ものがたり」とあったが、美しさに心が踊り、目が釘付けになりました。絵を描くのがしんどくなったら、自分用の豆本を造るのもいいかなぁ…とふと思いました。

 

 ↓ 美術館を案内していただいた本好きの友人からお借りした、旭川ゆかりの作家の豆本と絵本。三好文夫「発掘遍歴」は素晴らしい!