インタビュー付録編のアフタートーク。
インタビュアーはミュージシャンなのでゲストとの距離感というか、空間を作るのが上手だった。言葉足らずの応答が伝わったかなと心配したが、理解してくれたように思う。
言いたかったのは、音楽は時間を共有できるのが羨ましいということ。特にジャズのセッションなどは演奏者同士が楽しんでいて、その高揚感が観客に伝わる。それに対して、絵を描く作業は孤独である。
しかしながら、個展をして気がついた。描いたわたしと観る側が絵を挟んで、思いを巡らせることができるということ。アートはここではない何処かへ想いを馳せることができるのだ。そういう意味では、音楽とアートは共通するものがあるのかもしれない。