2021-01-01から1年間の記事一覧

Rainbow

予定通り雨が降って、夕刻、空に半円の虹。 色の順番を声に出してみる。赤、橙、黄色、緑、青、藍色、紫。日本では七色に分けられているけど、他の国ではどうなんだろう…。

サクランボ狩り

「明日、雨が降るから、夕方サクランボ採りに来ない?」と友人からラインが入り、即「行きます〜♫」と返信。 数日前の明方の大雨に、もしかして、みんな割れて落ちてしまったのではないか?と友人宅のサクランボの心配をしていた。まだあげるとも言われてい…

太田保子展 ギャラリー杣人

喜茂別町の「ギャラリー杣人」で東京在住の画家、太田保子展が開かれている。 2年前、札幌の「ギャラリーさいとう」で開かれた3人展の「小さなおうち」を見た時、色使いに惹かれた。どんな人だろうと思い、大学の帰りに何度か立ち寄ったが会えずじまいだっ…

小林秀雄 講演

小林秀雄の講演を聞いている。昭和36年〜53年、九州の会場で5回に亘って学生のために開催された講義である。思想研究の場「合宿教室」として企画され、全国64余もの大学から350〜450名の学生が参加した。 大思想家の講義である。さっぱりわからないんじゃな…

夕焼け

このところ北海道らしい爽やかなお天気が続いている。 手稲山に陽が沈む頃、刻々と変わる空の色を見ながらワインを傾ける。空の色は一日として同じことはない。 一日の終わりのショータイムを共有していた「夕焼け友達」がいた。「夕焼け見てる?見た?」の…

ドラマ「向田邦子の恋文」

毎夜、YouTube で向田邦子の新春ドラマスペシャルを観ている。 久世光彦演出の昭和の時代が懐かしい。縁側のある日本家屋や家具、そして父親中心の家族の暮らしやしきたり、四季の行事などが懐かしく蘇る。 「向田邦子の恋文」は彼女の事故死の20年後に妹さ…

円山登山▲225m & 三岸節子展

風爽やかな初夏の円山登山。円山は公園の中にある30分ほどで登れる山で、お地蔵さんが88ヶ所に置かれている。小さな子がお地蔵さんを数えながら登っていて微笑ましい。こんな小さいのにもう数がわかるの?と感心して通り過ぎたら、先程の親子が子供を肩車し…

お家レストラン

旧友とピザランチ。本日のメニューは蕎麦好きの友人のために夏定番の「蕎麦サラダ」付き。これは音威子府の生蕎麦に、味噌ベースに絡ませた夏野菜をのせたもの。コシのある田舎蕎麦は味噌ダレによく合う。 もともとこのレシピは機織りの師匠、マリさんが考案…

テーブルの花畑

サイドテーブルに空き瓶やグラスを並べて花を挿している。 花の形や色、厚さ、花弁のつき方や花びらの落ち方、夜には花弁を閉じる花もあって、面白い。花が好きな人の気持ちが少し分かる。手折ったからには長く咲いていてほしいと、朝一番、トレイに並べ水換…

塩谷丸山 ▲629m

「ウド分かります!」友人と小樽の先にある塩谷丸山に登る。 遥か昔に登ったことはあるのだけど、薄ぼんやりとしか記憶にない。なんか30分くらいで着いたような?とガイドブックのコピーをポケットに入れて登り始めたが、30分過ぎてもまだ林の中だ。 曇りな…

ベランダ菜園

今年は種から育ててみようと思い、室内でトマトとバジル、青チソの種を蒔き水やりをしていたが大きくならない。双葉の後にトマトらしい葉が出てきたが「君たち、何時大きくなるの?」と心配になるくらい成長しない。チソやバジルも同じ、右に倣えで肩寄せ合…

A gift box from Italy

イタリアの友人から小包が届いた。 テラミスに使うフィンガービスケットが手に入りづらいので、送ってと頼んだのだ。マリナはテラミスが上手い。彼女の家で寿司パーティーをした時、友人たちは「マリナのテラミスは絶品なんだ!」と言ってたし、実際に濃厚な…

「ワイルド・スワン」ユン・チアン

数日、毛沢東政権下、壮絶な激動の時代を生きた三世代にわたる家族のノンフィクションに沈没していた。 著者のユン・チアンは1952年生まれである。祖父母と父母の時代、そして自分を通してその時代に生きた家族が語られる。その間に日本による侵略があり、そ…

手稲山登山 ▲1023m オリンピアコース

札幌冬季オリンピック女子大回転コースのゲレンデを登る。ここは平和の滝コースと比べると半分以下の1時間ほどで登れる楽ちんコース。駐車場から頂上のアンテナが見え、歩き出す前から「お、楽勝!」と思える。なのでお年寄りや家族連れが多い。 私たちの目…

硬石山 ▲397m

札幌の南区、採石場近くに位置する硬石山へ散策登山。もう山は初夏の装いで、樹木が勢いよく葉を広げ、足元の野草も夏花に代わってきている。 西峰にあるという楢の大木を見に行く。巨大な幹は大人三人が両手を広げてようやく指先が触れるほどだ。大きな木は…

DIY = do it yourself

北海道はコロナ感染者が増え緊急事態宣言、道や市の施設が閉鎖されている。 芸森で有償ボランティアをしている友人に生存確認の電話を入れたら、「大変だわ〜」という割には大変じゃなさそうな声だった。「もう、死んでもいい年だしね」との事。達観していて…

David Garrett

お気に入りのバイオリニスト、David Garrett のCDがいつの間にか6枚にもなってしまった。耳がバイオリンの名器、ストラデバリウスに慣れてしまい、聞き分け?ができるほどだ。もっと高価な名器はパガニーニが使用していたと言われるヴァリネリで、韓国系ア…

「運命を分けたザイル」監督ケビン・マクドナルド

アンデスの未登の山、シウラグランデ峰に挑戦するイギリス人のジョーとサイモン。途中で出会った若者にテントキーパーを頼み出発するが、下山途中で悪天候に見舞われ、ジョーが滑落、骨折する。 サイモンはジョーと下山を試みるが、骨折しているジョーは再度…

続 ソーイング be

ワンピースに気を良くして、更なる難題に挑戦。祖母の喪服をパンツに仕上げた。 母が亡くなった時、着物は要らないと貰わなかった。大柄な私には着丈、身幅、袖丈が合わなかったし、全く着物を着る機会がないからである。 母は着物の仕立てをしていたので、…

ソーイング be

紬をほどいてワンピースとブラウスを制作。30数年前に一度ブラウスとスカートを作ったきりで、それ以来は山用パンツの補強と継ぎ当てしかしていない。 あの時は Kees van Dongen の人物画に触発され、モデルが着ていた藍染の服を作った。ミシンは直線縫いが…

藻岩山散策登山

朝、山友のお誘いで藻岩山市民スキー場から散策登山。 ゲレンデ脇の登山道を登り、帰りはゲレンデで春探し。斜面にはイチリンソウ、エゾエンゴサク、エンレイソウ、ヒトリシズカ、すみれなど、野草が咲き乱れる。 遠くの山々はまだ雪が残り、樹々は芽吹き始…

デッサン

春探しの散歩してばかりで、なかなか絵のモードにならない。 デッサンから始めればいいや、と鉛筆を並べ花とレモンを描くことにした。ところがしばらくしてないので丸いレモンを描くのが意外と難しい。何事も一度離れると感覚が戻るのに時間がかかる。 そう…

中島公園散策

中島公園でお花見&バードウオッチング。樹々の葉が茂るとウオッチングは難しくなるのでこれが最後かもね。 神社を散策していると、若いお嬢さんが鳥居を出る時に回れ右してお辞儀をした。子供の頃、神社の前を通る時にお辞儀をしたことを思い出した。今時の…

野幌自然公園

自転車ロードを通って野幌自然公園にある元職場の埋蔵文化財センターへ参上。 裏手の森で小動物を撮影している職員がいて、その写真があまりにも素晴らしいので会いに行ったのだ。ーーー爽やかに素敵な若者でドキドキしましたよ。 自然と違い動きのある小動…

spring has coming

陽気に誘われて自転車で西岡水源地に出かける。 青空を突く木々の梢で鳥が鳴き交い、足元では弾けるよう に花が咲き、水は軽やかな音を立てて流れる。ビバルディの四季、春の旋律そのもの。大地が自然の歓びを享受しているように思える。 自然が日々変化する…

さいたさいた〜♪

まだまだ風は冷たいけど、桜が咲いて北国にも春がきた。 これからは一気に花開き百花爛漫、北海道は何処もかしこも花に包まれ、美しい季節になる。特にニセアカシアが咲くと、街中に甘い香りが漂い幸せな気持ちになる。 木に咲く花は華やかで気品がある。特…

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル 新版

強制収容所を体験した心理学者によって書かれた永遠のロングセラー。若かりし頃に霜山徳爾訳で読み震撼とした。今もしこりのように残っている。訳者は留学生としてドイツに滞在し、著者とも親密な交流があったことを知った。フランクルの理論は極めてわかり…

春便り

日本語教師としてケニアに赴任している友人から春の便りが届いた。サファリに来ているとのことでキリマンジャロとアフリカ象の写真が送られてきた。 ーーー素晴らしいロケーションじゃん? 絵になるねぇ……。 フィラデルフィアの友人からは桜並木の写真が届い…

白旗山 ▲321m 散策登山

山友と白旗山散策登山。蕗の薹を摘みながら1時間ほどで到着。山頂と言っても林を切り拓いた小さな広場で木立の合間から恵庭岳が望む程度。山登りしてる感じがしない。 林を通り抜ける風の音を聞きながらお茶タイム。山の茶店はオゾンがいっぱいで街中の喫茶…

一原有徳 展 北海道近代美術館

生前、円山の小さな画廊で一原さんにお会いしたことがある。小柄で少年のような目をしていた。山が好きで、山の油彩画を描いたり、山の小説を書いたりと多才だった。 山岳会に在籍し岩登りをするようになり、小樽の赤岩に通っていた時に、一原さんと親しくし…