2021-01-01から1年間の記事一覧

道南漁港巡り旅

幼馴染に頼まれて故郷の漁港を描いたら、絵の友人でもある山の相棒が石崎へ行ってみたいという。石崎の地名を言われて耳を疑った。 「なんにもないところよ。なんでまた、そんなところに行く気になったの?」と尋ねると寿都から先の日本海を走ったことがない…

赤茄子と白茄子

お隣りさんから野菜をいただいた。雪化粧のカボチャ、オレンジ色のトマト、初めて見る赤い茄子と白い茄子、ササゲと人参とピーマンは普通だった。 田舎にお墓参りに行ってきたそうで、そのお裾分けとのこと…美しい野菜たちに胸きゅんです!彩りが綺麗なので…

道彩会 於: 市民ギャラリー

爽やかに晴れ渡った初秋、道彩会に足を運ぶ。 絵の友人たちの作品を前にし、みんなの絵に対する無心さが伝わり清々しい気持ちになった。それぞれに心惹かれるものがあり、素直に絵を続けてみようと思えた。 その足でギャラリーの予約に行く。先日、大学の恩…

幻の深海魚

「北の話」に驚くべき話が載っていた。幻の深海魚、「オオヨウ」である。シナリオライターの吉岡道夫氏が「オオヨウ名人」というタイトルで寄稿している。 母がまだ存命の頃、毎年お墓参りに帰省していた。ある朝、母が「オオヨウを売りにきた!」と興奮して…

山カフェ in 尻別岳 ▲1107m

尻別岳で山カフェ。ルスツスキー場コースを登る。尾根の登山道は見晴らしが良く、左手に羊蹄山、右手に遠くの山並みを眺めながら、心軽くフットワークもばっちりでいい気分。 「明るくていいね、この山〜♬」と言うと、相棒が「夏は暑いかもね」と答え、さか…

 「北の話」選集 津田遥子編

1963年〜1997 年、北海道内外の文化人が北海道に纏わる話を小冊子「北の話」に寄せた。2000年、そうそうたる寄稿者が名を列ねる4000編を75編に抜粋編集したもの。昔懐かしい北海道が思い出され、若かりし頃と重なり感無量だった。 串田孫一、佐々木逸郎、原…

「ジャリおじさん」おおたけしんろう

大谷大学在学中、シルクスクリーンの先生がいつもアート系の本を抱えてやってきた。現代作家の図録だったり、デザインの本だったり、その中に絵本も入っていて、一目で気に入ったのが「ジャリおじさん」だった。 おおたけしんろうは現代作家で、スクラップブ…

山カフェ in イチャンコッペ山 ▲828m

夏の支笏湖周辺の山はガスって眺望が利かないことが多いのだけれど、今日は風もなく鏡のような湖面に風不死岳を映している。これなら頂上からの眺望はバッチリでしょう!と期待に胸が膨らむ。 7合目でメンバーの靴底が剥がれるアクシデントが発生。リーダー…

「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーエンズ

ジョージア州の動物学者、ディーリア・オーエンズが69歳にして初めて書いた小説で、見返しに『全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー』とある。はて、どこかで書評を読んだような気がする。面白そうな勘が働いて、しなければならない雑用を片付け、砂漠…

山岳雑誌「山と旅」

終活を始めた友人から、1969年代の雑誌を頂いた。 「山と旅」という月刊誌である。その中に「小さな頂き」という一原有徳さんの寄稿があり面白く読んだ。のちにハードカバーとして出版されたように思う。 一原有徳さんはアーチストでもあり、山の好きな同僚…

山カフェ in 白旗山

山友のリハビリに白旗山に誘われ、山カフェ。鬱蒼とした森の中、40分ほどの林道散歩コースで人もいない。出会ったのは降りてくる人とトレーニングらしき、走る若者だけだった。森の匂いをお香のように身に絡い、鳥のさえずりを聴いて心身のリフレッシュ。 日…

バナナ&マンゴースムージー

タイで、毎日のトレーニング後に飲んでいたバナナ&マンゴースムージー。日本はマンゴーが高級品なので買えない。スーパーでメキシコ産のマンゴーを見つけたので、「おっ、久々にバナナ&マンゴースムージーを作ろう〜♬ 」とカゴに入れた。 マンゴー半分と凍っ…

旭岳 ▲2291m 山頂レストラン

絵の友人の山岳会に旭岳に登っていないメンバーがいて「それは行かないと!北海道の最高峰だもの」と語気を強める。お天気も良さそうだしと出かけたが、なんだか雲行きが怪しい。 ロープウェイ乗り場の辺りはガスが立ち込め何も見えない。ロープウェイを降り…

山川真一展 -色彩のプロムナード- HOKUBU記念絵画館

大谷大学在学中にお世話になった山川先生の個展が開かれている。 朝、8月末と友人から聞いたことを思い出し、朝一番で予約し自転車で出かける。砂漠の絵がどうしようもないことになり、自分でも何をどうしたら良いのかわからない。山川先生の色彩を観たら何…

手稲山で朝食を〜♬

支笏湖周辺の楓沢に誘われ、早朝5時半に山友の迎え。 ところが、山岳会のメンバーから、楓沢にホカホカの熊の糞があり、熟女二人が襲われてニュースになったら大変だと連絡が入ったそうな。 友人曰く、「今、何処でも熊が出没してるから、気にしてたら山登れ…

山頂レストラン in 徳舜瞥山

全道的に晴れ。これなら山頂からの景色はバッチリだろうと勇んで出かけた。しかし、登山口に着くと山に笠雲がかかっていてイヤな感じ。山の向こうは見えないかも?と思いながら2時間ちょいで山頂に到着。案の定、ガスがかかって下界は望めない。 「この辺の…

キャンプ in 大滝

ミャンマーと台湾の留学生のホストマザーをしている友人のお誘いで大滝村でキャンプ。まずは支笏湖を案内してから現地に入る。札幌はお天気なのに何故かこの辺りは雨模様だ。小雨の中でテント設営し、木の下で炭火を熾しバーベキューパーティ。 ミャンマーの…

風不死岳 ▲1102m

風不死岳北尾根に登る。 前日に「近場の山、風不死岳に行かない?」と誘われ、もちろん断るわけがない。地図を広げるが登山道がない。「えっ、北尾根ってどこから入るの?」と訪ね、地図を確認する。行ったことがないので願ってもない山行だ。帰りは温泉に、…

ひまわり

猛暑日も一息ついて、ミャンマーの学生を受け入れている友人と滝野自然公園を散歩。 好き嫌いが多くて何を出しても食べないのと困っている。「もう大人なんだから、お腹空いたら自分で買って食べるわよ」と言うと「そうはいかないわよ、預かってるんだから……

ぽこアート教室展 スカイギャラリー in セントラル

近美の帰りに学園大、社会人学生の友人の教室展に立ち寄る。 彼女は多くの生徒を持つ革工芸作家で、旅に、作品制作にとエネルギッシュに活動している。展示の中で奄美大島の泥染に興味を持った。生徒さんを引率して、現地で泥染を体験したとのこと。山登りの…

本と皿

4年前タイから帰国したら、お向かいさんが代わっていた。 最近、本好きということが分かり、本が行き来するようになった。「暗いんだけど、読む?」と勧められたのが「ワイルド・スワン」と「チャイニーズ・マザー」だった。私の本棚からは、友人の旅本や山…

幸せな朝顔

朝顔がどこから来たのかわかった。 春、ベランダ菜園をするためにコンテナの土を塀の内側に捨てたのだ。昨年、同じ色の朝顔をベランダで楽しんだことを思い出し、まあ、よく元気に芽を出し花をつけてくれたものと種の生命力に感動する。 日を追うごとに朝顔…

朝顔

玄関先に朝顔が咲いた。 塀の内側に何かの蔓が伸びて草に絡みついていていた。ある朝、ポッと青い朝顔が開いて驚いた。食べ終わった豆苗の根を土に漉き込んでいたので豆の蔓かな?と思っていたのだ。ーーーいったい朝顔はどこから来たの? まっ、いっか。こ…

須田剋太・島岡達三美術館 新星館 in 美馬牛

最終日は十勝連峰を望む美瑛の丘にある「新星館」を訪れた。 司馬遼太郎の挿絵画家として有名な須田剋太と陶芸家の島岡達三の作品を展示している。絵の友人たちとのアート談義の時、建物も作品も素晴らしいからと話題なっている美術館である。 司馬遼太郎の…

富良野岳 and 緑岳→白雲岳避難小屋→白雲岳→三笠新道

この4連休、絵の友人と素晴らしい夏休みを過ごした。 まずは富良野岳登山。真っ青な空を背景に濃い濡れたような緑の山並み、赤い山肌のコントラストが例えようもなく美しく、足元の斜面には高山植物が咲き乱れている。頬は緩みっぱなしで楽園にいるよう…。 …

山の準備

友人と富良野岳を計画。下山後はキャンプし、翌日、富良野のラベンダーと美瑛の美術館へ。なんと素晴らしい夏休みだろうとわくわくしながらテントをチェック、キャンプ用具をスタッフバックに詰め込み、物置からクーラーボックスを引っ張り出し、炊事用具と…

真夏日

ワクチン接種のあと、秀岳荘へ買い物に行く。山にハマっていた頃は毎月のようにクライミング用具を買い、家は秀岳荘の紙袋だらけだったが、今は画材店、セントラルの青いロゴのビニール袋が押し入れにわんさか積まれている。 山の店に行くのは10数年ぶりくら…

羊蹄山▲1898m

この山だけは登りたくない、と思っていながら何度も登っている。今回は初めて登る喜茂別コースで、山女史の膝手術後のリハビリ山行と聞いて地図を確認すると、なんと頂上までまっすぐな急登で遊びがない。参加するかどうかと迷う。それにしても、羊蹄山でリ…

タイ料理

タイで知り合った友人から、「カオマンガイ作るから食べに来ない?」とのお誘いがあり、「行く〜!」の一言。山と食べ物の誘いは未だに断ったことがない。 彼は山菜採りのお師匠さんでもあり、タイから帰国したばかりの頃は、近場の野山に誘ってくれていたが…

山カフェ in 札幌岳 ▲1293m

久々に1000m 越えの山のてっぺんで山カフェ。 店長がお湯を沸かし、友人がコーヒーを入れ、私は何もしない飲むだけの客。お天気も良く、新緑の下界を見下ろしながらコーヒーを飲みピザを食べ、デザートはキーウィの食べ比べセット。ーーー黄色のキーウィって…