2023-01-01から1年間の記事一覧

浴衣リメイクーその2

浴衣リメイク第二弾は、衿元と裾の両サイドにスリットを入れた。 幅も広めにしたので脱ぎ着がしやすく、ゆるいので風が通り快適だ。水玉もよかったけど、紺色と白の組み合わせはより涼しげで素敵だ。紺色の布ぞうりと合わせて、楽しいおうち時間を過ごせそう…

ギャラリー巡り

友人のお見舞いがてら、久々のギャラリー巡り。 暑さも一段落して、トマトが赤くならないうちに上空は秋の気配である。あと、数ヶ月もすると北海道は雪虫が飛ぶ季節となる。 涼しくなったと言っても外歩きは暑い。ススキノから札幌駅の北口まで歩き、「西村…

詩集「死者に接吻」佐藤武

詩集「カロートのなか」についでのニ作目である。 本を手にすると、何よりも優先して読んでしまう私だが、開けなかった。言葉が哲学的で重く暗いのを知っているので、闇に引きずり込まれそうで怖かったのだ。 開くと、ドキッとするくらいセクシーだった。死…

On air

コミニティーラジオ「人生山あり、谷あり…」オンエア。 トーク番組に声を掛けてくれたのは、3年前大雪山の白雲岳テント場で出会ったヨシコちゃんである。大抵の出会いは一期一会なのに、そうならない出会いがある。彼女もその一人。 「星を撮っている」とい…

布ぞうり

布ぞうりを愛用している。床掃除も兼ねているので、夏は3日に一度は洗う。すぐにボロボロになるが、裂き織り布がたくさんあるので気軽にリメイクできる。今回は鼻緒も新しく手作りした。つま先の黄色がアクセントになって可愛い。これは昔、絵の友人が着て…

積丹岳▲1255m

8月の会山行は積丹ブルーの海を見下ろし、海を眺めながら温泉に入り、ウニ丼を食べるという豪華山行。台風も過ぎ去り、素晴らしいお天気に恵まれ、勇んで出発した。ガイドブックのコースタイムは登り3時間20分 下り2時間20分。 ところが、登山道はうっそ…

浴衣リメイク

台風の影響で風が強く、蒸し暑い。こんな日は家篭りに限る。 浴衣をほどき、背の部分の、後ろ身頃と前身頃左右2枚を縫い合わせ、ワンピースに仕立てた。 浴衣は何度も水を潜っているので、柔らかく肌触りがいい。木綿はミシンをかけやすいので、まち針で留…

富良野 鳥沼散策

お盆休み三連休のイベントは富良野 鳥沼散策。 佐藤武の写真集「幽邃の鳥沼」を見て、その感性に魅了され、山友に尋ねると「行ったことあります。カワセミが見られます!」とのことで、早速出かけた。 富良野ワイナリーに寄り、ワインを仕入れ、スーパーで食…

ミョウガ寿司

先日、突然亡くなった友人が作ってくれたミョウガ寿司。ミョウガが爽やかに香り、夏らしい季節のご飯でした。 朝、窓を開け、「あらまぁ、いい天気じゃん… 風もないし、自転車日和〜」、と郊外に住む友人宅に電話を入れた。「おはよー、起きてる?トレーニン…

「鼓動する日本画」展 札幌三越

大谷大学でお世話になった日本画の水野先生から案内状が届いた。昨年の個展で神秘的な高山植物に惹かれて、写真集を求めた。山も描くとおっしゃっていたので、期待して会場に足を運ぶと、ありました。 水野先生にお会いしたのは、札幌美術学園でデッサンを習…

円卓

家族や友人と囲む円卓は楽しみのひとつであり、何かがあってもなくても、グラスを傾け、語り、笑いが重なり合う楽しいひとときを過ごしている。人は皆、美味しいものを食べると笑顔になる。 子供の頃、7人家族が祖父が作った円卓を囲んだ。10歳から夕食の支…

豆本 三好文夫

文学資料館での講演の際、旭川美術館に立ち寄った。 国内外の絵本作家の原画と豆本の展示会が開催されていた。原画は旭川動物園に勤務していたあべ弘士や有名な国松登、長新太ほか、海外の作家、トーベヤンソンやエリックカールなどもあり、絵本好きとしては…

「私がつかんだコモンと民主主義」岸本聡子

地域の図書館にリクエストの本が届いたとの連絡が入った。何よりも本を優先する私は朝一番で受け取りに行く。そして、その日のうちに読んでしまう。 著者はオランダ人と恋に落ち、日本で子供を産み、消去法でオランダ移住を選択する。最初は夫に扶養されてい…

夏のデザート〜♬

夏、シャワーの後のお楽しみが日本酒シャーベット。 お猪口に入れて冷凍庫に入れるだけ。シャリっと凍った日本酒の上にフルーツをトッピングすると、甘酸っぱさと冷たい日本酒の爽やかな味わいがなんとも言えない。お腹はひんやり、アルコールがふわっと広が…

山の講演会 於: 旭川文学資料館

「山と本」についての講演会が無事に終了し、ひと仕事終えたようにホッとしている。 暑い中、40名もの参加者があり、それも熱心に耳を傾けてくださって、心から感謝している。末期癌の闘病生活に入った友人や突然に旅立ってしまった友人のことを想うと、話す…

訃報

40年来、親しくしていた友人の突然の訃報。10日ほど前に会ったばかりなので、俄に信じ難く、何かの間違いでは?とラインの字面を追った。残酷なまでにあっさりと繋がりを断ち切られ、ご主人の悲しみはいかばかりかと思う。人はこんなにも簡単に逝ってし…

ハンギングネット

絵ばかり描いていると違うことをしたくなる。熊の絵も行き詰まり、観葉植物が伸びて邪魔になったので、ハンギングネット作り。 以前、機織りをしていたので麻糸がたくさんある。偶数糸をひとつに束ねて、となり合う糸を結ぶだけで簡単にネットができる。鉢に…

目国内岳▲2220m

札幌は暑さの只中、涼を求めてニセコ方面の目国内岳に登る。 新見峠から望むニセコの稜線は霧の中で、岩内岳のみ晴れている。「涼しくていいかも?頂上だけ晴れていればいいよ!」と歩き出すが、残念ながら頂上からは何も見えなかった。頂上直下の岩内岳の分…

ベランダ菜園

あちこちからいただき、なんとか形になった寄せ集めのベランダ菜園。トマトとバジル、ミントに胡瓜、そして豆類が三種と、昨年の種子が溢れて勝手に茂った青紫蘇で満杯である。 青紫蘇はナス味噌を作ったり、卵焼きに入れたり、おにぎりに巻いたりしても食べ…

佐藤武氏 アトリエ訪問

崩壊する遺跡を描いている佐藤氏のアトリエを訪問する。 大谷大学在学中、ギャラリーさいとうで開催していた「佐藤武個展ー時空の果て」に立ち寄り、無窮の果てのような遺跡はどこに存在するのだろうと思った。インドのような、エレサレムのような…。聖書の…

友達文庫

本好きの友人から届いた林芙美子の「下駄で歩いた巴里」と「洋子さんの本棚」。林芙美子の紀行文は角田光代の「物語の海を泳いで」で紹介していて気になっていた。 昭和5年、「放浪記」がベストセラーになり、翌年中国大陸を横断し、ハルピンからシベリア鉄…

講演会 於: 旭川文学資料館

今月末、29日(土)午後1時30分より、旭川文学資料館にて講演をすることになった。演題は「山と本」。七大陸登頂のスライドと共に、運動音痴、文系の私が、いかにしてアウトドア派に変身(?)したのか、その経緯を話そうと思っている。 人生最終盤ともなる…

メバルのお刺身

友人から「釣ったメバル貰ったんだけど、食べる?」と電話が入った。「刺身にも出来るんだけど、なんせ硬いのよ!」とのことだ。メバルの刺身なんて食べたことないし、そんな小さな魚って刺身にするの大変じゃん?って思ったけど、とにかく届けてもらった。 …

チェリータルト

夜、大雨が降って友人宅のさくらんぼを気にしていたら、朝に電話が入った 「さくらんぼ腐っちゃうから、採りに来ない?」 「すぐに、行きます〜♬」と、さくらんぼ摘み用の首掛けグッズを自転車のカゴに積み、勇んで家を出た。ーーー早く採らないと腐っちゃう…

イチャンコッペ山▲828m

二人山岳部はナイスビューのイチャンコッペ山へ。 支笏湖周辺の予報は当てにならない。午前中は保ちそうなので早めに出発。ところが、札幌はイマイチなのに晴れて暑い。ーーーなんてラッキーな! 登り2時間で頂上へ。ピザ&アンパン、大葉おにぎりに、デザー…

芽が出た〜♬

昨年、感動した三平汁用のササゲを植えたら、芽が出ました〜♬ 今年はレパートリーを増やし、ビール用の枝豆と胡瓜も植え、もちろんトマト&バジルも合わせると、ベランダ菜園は満杯だ。 ちょうど植えごろに旅行中で、帰宅すると近所のスーパーから菜園用の苗…

白鳥信之追悼展 ギャラリー杣人

喜茂別の「ギャラリー杣人」で白鳥信之氏の追悼展が開かれている。 家族や自画像、生物から風景画まで30年余りのライフワークを見ることができる。 白鳥信之氏の絵に対する情熱は半端ない。青年のように頬を紅潮させてゴッホについて語る。私に、このような…

講演「山と本」

旭川文学資料館から講演を依頼された。「山岳文学の系譜」資料展示会の一環として、七大陸最高峰登頂スライド会のお願いだった。担当者から演目をお知らせくださいとのメールが入った。さて何にしよう。文学資料館だから、「山と本」がいいかもと思い、パソ…

第77回 全道展授賞式

全道展へ。全道美術協会賞と美術館協力会賞のW受賞は大谷大学の学生、大野海玖さん。 ベニヤ板に墨汁を塗りこんだ下地にコラージュを重ね、テーマの深さを表現している。題「不死を生む責」。彼女が持つパワーとテーマの斬新さを感じる。 さて、私の絵はどこ…

全道展入賞

全道展に応募した「初雪」が入賞し、奨励賞をいただいた。 旅行中、友人から入賞したという知らせを受け、東京で娘と乾杯。その後、小笠原諸島へ山登りに行った。 数日後、夜の10時過ぎに、全道展の担当者から電話が入り、「入賞はご存じでしょうか?」との…